ブログ
2022.01.14
ブログ
「自己受容」をむりくりコンパクトにまとめました。
「自己受容」という言葉を聞かれたことはありますか?
漢字から察するに
「自分を受け入れる?」というイメージが浮かびませんか?
そうなのです
そうなのですが
具体的に説明をしてといわれると
「ん・・・・?」となりませんか?
今回は、私の独断と偏見で
「自己受容」をコンパクトにまとめてみました。
まず、結論からです。
自己受容ができると自分の置かれている状況は変わらなくても
・私の人生ま~ま~いい感じ!
・私はこれでいいんだわ
・常に頭に浮かぶ過去への執着、未来への憂いが少なくなる。
・なんとなく心がニュートラル
という感覚で毎日過ごせるようになると思います。
↑
これはよいと思いませんか?
もちろん日々の心の浮き沈みはあります。
それはあってよいのです。
「毎日つらすぎる」が続くのはよくないですが、
「毎日楽しいわ」が続くのもちょっと問題があります。
今日はその話はしませんが、
嬉しいときも落ち込むときもあってよいのです。
それが正常なこころのありようです。
と前置きはこれくらいにして。
自己受容とは
「自分のどのような感情も受け入れること」です。
よく「ありのままの自分」をという言い方をしますが
私は「自分の感情を」と言いかえています。
今回は嬉しい・楽しい感情は、ちょっと横に置いておきます。
ネガティブな感情にスポットを当てます。
ネガティブな感情といっても色んなパターンがあります。
「不安」「焦り」「孤独感」「劣等感」「落ち込み」「みじめさ」などなど
誰でも状況により感じたことがあると思います。
皆さんはこのようなネガティブな感情をどうされてますか?
ショッピング、お酒、カラオケ、旅行、などで気分転換ですか?
今回は上記の方法ではありません。
別の方法です。
ネガティブな感情が出てきたときこそ
「自己受容」のチャンスです!
ということで
例えば
・不安を感じている自分
・落ち込んでいる自分
・自信を失っている自分
・みじめさを感じている自分
などの状態になったとき
・不安を感じている自分→不安を感じているんだね
・落ち込んでいる自分→落ち込んでいるんだね
・自信を失っている自分→自信を失っているんだね
・みじめさを感じている自分→みじめさを感じているんだね
↑
上記の
(左側)自分の感情を
(右側)自分がフォローするのです。
自分で自分をフォローするのです。
一人二役。
自分の中に自分の応援団をつくるのですが
叱咤激励せず見守りに徹した応援団
がんばれ、がんばれというよりは
じっと見守る感じです。
ただ「そうだね」「そうだね」と感情を受け入れるだけです。
もちろん批判、評価など一切禁止です。
批判、評価、比較は自分の心を傷つけることになります。
ナイフでチクチクさされたら痛いですよね
そんな感じです。
つまり
自分自身の中に
24時間365日ずっとずっ~と、自分の感情を
「そのまま受け入れてくれるもうひとりの自分の存在」をつくるのです。
不安を感じている自分に気づけば
「不安を感じているんだね」
「不安になることもあるよ」
と受入れます。
それだけです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
なにそれ?と思われましたか?
大切なことは
ネガティブな自分の感情を受入れて
「そんなこともあるよ」となだめるもうひとりの自分の存在です。
自分は
「なんて情けない」
「なんてダメなんだ」
「なんてかっこ悪いだ」
などと批判しないでください。
こころが痛がります。
でも決して
「甘やかす」とか「わがままになりましょう」
ということではありません。
自分のどんなネガティブな感情も受け入れ
自分の味方になってくれるとてもあたたかく安心できる存在を
自分の中に作ることです。
赤ちゃんとママのように(あくまでイメージです)
これには訓練が必要です。
常に自分の感情に意識を向けて
変化に気づく必要があります。
ボ~ッとしていたら気づきません。
ネガティブな感情がでてきたら
「不安だね」
「うまくいかなかったね」
「残念だよね」
「悲しいんだね」
「そういうときもあるよ」
と
感情を包み込むように受け入れてみてください。
訓練の期間は
個人差はありますが
半年~1年くらいは、かかると思います。
継続は力なり
続けていただくとご自分のなかに力強い応援団が出現します。
24時間365日ずっとそばにいて見守ってくれます。
なんと心強いことでしょう!
すると
「私の人生ま~ま~いい感じ!」
「私はこれでいいんだわ」と思って
過ごせるようになると思います。
心が穏やかになり
依存や対立ではなく
自立や協調のステージにステップアップできると思います。
するとあら不思議
ご自身の周りの人間関係も
いつの間にか変わっているような
そんな気持ちになられると思います。
心とからだはつながっています。
心もからだもケアが大切です。
「お話し」を通して心とからだに安らぎを
聴きますサロン
-Salon to Listen-
SHARE
シェアする
[addtoany] シェアする